社会不適合者学生の読書記録

読書で人は変わるのか

#2 「読んだら忘れない読書術」を読んだ社会不適合者学生

 どうも、社会不適合者学生ざぴです。今回は、精神科医である樺沢紫苑さんの著書

精神科医が教える 読んだら忘れない読書術」について書いていこうと思います。何を隠そう、僕が読書ブログを始めるきっかけとなった本です。

 

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精神科医が教える 読んだら忘れない読書術」樺沢紫苑

僕はこの本に出会う前もちょこちょこと読書はしていました。しかし、本を読んでいることに満足して、肝心な本の内容は読んで少したったらほとんど抜け落ちてしまっている、自分の実にならない自己満足読書をずっとしていました。自分でも「読んだ本の内容ほとんど覚えてないやん、意味ないやん」と思っているところで、僕の需要にドンピシャタイトルのこの「読んだら忘れない読書術」に出会い、読みました。

このブログで書評を書くときは、1.僕が読んで重要だと感じたことをまとめた<読書記録>,2.読んだ僕が感じた<感想>, 3.読んで社会不適合者学生が新たに行動、成長したことを書く<しゃかふての成長>の3部構成で書いていこうと思います。

 

<読書記録>

読んだら忘れない読書術 3つの基本

1.一週間に3回以上アウトプットする

①本を読みながらメモや、マーカーを引く

②本の内容を人に話す、薦める

③本の感想や気づき、名言をtwitterでシェアする

④書評やレビューを書く(冷静に書けるよう読んだ翌日以降)

 

2.隙間時間に読書する

時間制限があると集中力がアップする

人間が最も高い集中力を維持できる時間は15分、そして集中力は作業の始めと終わりで高くなる→60分続けて読むよりも、15分×4回と分けたほうが記憶力の高い状態での読書時間が多くなる

出かける前に今日読む一冊を決める

 

3.速読よりも深読を意識する

本を読んだの定義は、「内容を説明できること」と「内容について議論できること」

 

本の読み方

パラパラ読書術

最初にパラパラ読みをし、目的地と読み方を決める

全体把握→本を読む目的を設定→速読か精読かを決める

 

ワープ読書術

本の中の知りたい部分を先に読む、そこからもどって読むことで目的地を把握しておく

→目的を見失わずに読める

 

<感想>

この本は、上の読書記録でも書いた忘れない読書術ももちろんですが、それと同等、もしくはそれ以上に、読書意欲を爆上がりさせてくれる本だと僕は思いました。著者の樺沢さんは、精神科医のほかにも、youtubeやブログ、作家などマルチに活動されていて、それらのネタや情報のほとんどは、月30冊以上の読書でのインプットによるものだそうです。そんな樺沢さんが、読書は人生に大切なもの全てを与えてくれる、と本で書き記しています。第一章でその読書の有用性について、時間や仕事、悩み、ストレスなど様々な観点で書かれており、僕の読書意欲をくすぐりまくり、本を読みまくろうと思わせてくれました。

 

<しゃかふての成長>

・今までだらだらと何もしてこなかったが、忘れない読書術のひとつのアウトプットを行うという目的から、読書ブログを始めることが出来た。

・本を毎日読むようになった。(現状)

 

「読んだら忘れない読書術」ぜひ読んでみてください。

 

   それでは

 

 

 

 

#1 社会不適合者学生の読書記録

 どうも、社会不適合者学生の読書記録というブログをはじめました。名前はざぴです。このブログでは、僕が読んだ本を紹介していこうと思っています。今回は最初なので僕がどんな人間なのかの自己紹介と、このブログを始めた経緯を書こう思います。

 

 僕は地方の無名公立大学の3年生です。僕は自分のことを社会不適合者であると思っています。友達にもよくそう言われます。社会不適合者と呼ばるるに相応しい実績も積んでいます。以下がその例です。

 

例1. バイトが続かない

 今までの大学の三年間で7つものバイトを転々としています。これは驚異的な数で、右に出るものは知り合いの中では聞いたことがありません。単純に仕事ができなかったり、権力者のおばちゃんスタッフと揉めて干されてやめることが多かったです。オープニングスタッフやのにクビになったり、牛丼チェーン店を3日で辞めたりもしました。

 

例2.協調性皆無

集団が苦手です。ゼミのグループディスカッションでは一言も発言せず黙りこくったり、 大学の飲み会はほとんど参加していません。関係性の薄い人の多い集団の中だと、自分が出せず喋れないのです。何なら喋ろうともしないです。さらにマイペースで嫌なことははっきりと拒否します。人に合わせたりするのもできないのです。そのため、大学では全然友達がいなく、本当に仲がいいと言える友達は1人だけです。

 

例3.何も行動しないなんちゃって意識高い系

ぼくは、中高生時代から、自分の正しいと思ったことしか信じられない、いわゆる「尖り」のようなものがあります。部活でも、野球部だったのですが、指導者の教えを聞かず、自分の打撃フォームを貫き、大概、指導者からは嫌われていました。素直じゃないのです。これはバイトの権力者と揉めるのにも繋がっています。さらに大学になると偉人やインフルエンサーの本や動画を見るようになりました。一見良いことですが、ある問題があります。それは、僕は怠ける性格で、偉人やインフルエンサーの思考だけを吸収し、具体的に示された行動は一切行わなかったのです。偉人やインフルエンサーは合理的なことしか行わず、非合理なことは一切行わない傾向があります。僕はその人達の思考だけを吸収して、合理至上主義者となりました。するとどうなるか。バイトや大学で人から指示される非効率的、意味のないと思うものは勿論行わない(仕事ができるわけではない)、合理的なことでもいざ何かするとなったらめんどくさがって特に何もしない、という何もしないただの無能頑固となってしまったのです。これは一番どうしようもない人間です。

 

 僕はこのような人間です。自分みたいな人間が就職できるのか、仮にしたとして、うまくやっていけるのかという不安や疑問もあり、大学三年にもかかわらず就活への意欲もあまりわきません。正直やばいです(笑)。そんな僕でも、読書はしないといけないなという義務感があり、ちょくちょく読書はしていました。しかし、上にも書いたように読んだことを実践する、または、誰かに説明する、いわゆるアウトプットを全く行っていなかったので、自己満足のための読書で終わってしまい、あまり意味のある読書ができていませんでした。それではもったいない、自分の実になる読書をしないといけないといけないと思い、読んで学んだことをアウトプットする場をつくるためにこのブログを始めました。そして、このブログにはテーマがあります。それは、

              

              「読書で人は変わるのか」

 

 僕のような社会不適合者でも、習慣的に読書をすることで多くの知識をインプットし、読書により得た知識を日々の生活で実践していくアウトプットを行っていけば社会に馴染める、もしくは突き抜けた人間になれるのではないかという仮説のもと、己を被験体とした自己実験を敢行します。月10冊以上は読むというのを至上命題とし、読んだ本の内容や自分なりの感想、自分への効果、成長などを書いていこうと思っています。僕は真剣に書いていきますが、「なんだこいつ」ぐらいの感じで覗いていただくのが丁度いいかもしれません。次回は「読んだら忘れない読書術」という本のレビューを行いますのでよかったらご覧ください。ここまで読んで頂きありがとうございました!                         

 

それでは